お部屋の印象がガラリと変わる!間接照明の上手な使い方
「なんだかお部屋が物足りない」「もっとおしゃれでリラックスできる空間にしたい」。そう感じたことはありませんか?そのお悩み、照明を変えるだけで解決できるかもしれません。
特に、壁や天井に光を反射させて、そのやわらかな光で空間を照らす「間接照明」は、お部屋の印象を劇的に変える魔法のアイテム。いつものお部屋を、まるでホテルのラウンジやおしゃれなカフェのような、上質で心地よい空間へと生まれ変わらせてくれます。
誰でも簡単ですぐに実践できる、間接照明の上手な使い方をご紹介します。
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「間接照明」で部屋は変わる!3つの効果
なぜ間接照明を取り入れるとお部屋の印象が変わるのでしょうか?それには3つの大きな理由があります。
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リラックス効果で、心安らぐ空間に 光源が直接目に入らない間接照明のやわらかな光は、心を落ち着かせ、リラックスした雰囲気を作り出します。寝る前にリビングの主照明を消して間接照明だけで過ごせば、自然と心と身体がオフモードに切り替わり、一日の疲れを癒やす効果が期待できます。
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光の陰影で、部屋に奥行きと立体感をプラス 間接照明は、空間に「光」と「影」のコントラストを生み出します。この陰影が、お部屋に奥行きと立体感を与え、空間を広く感じさせてくれるのです。シンプルな印象だったお部屋が、表情豊かな魅力的な空間に変わります。
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モノや素材の質感を際立たせ、おしゃれ度アップ お気に入りのアートや観葉植物、こだわりの壁紙などを間接照明で照らすと、質感などが際立ち、主役として引き立てられます。意図的に視線を集める場所を作ることで、空間全体が引き締まり、より洗練された印象になります。
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まずはコレから!誰でも簡単な「3つの置き場所」
「間接照明は大掛かりな取り付けになりそうで難しそう…」と思うかもしれませんが、心配ありません。どんなお家にも使える「置き型」の照明器具を使えば、誰でも簡単に間接照明を始められます。
まずは、基本となる3つの置き場所をご紹介
1:壁や天井を照らして「奥行き」を出す
フロアライトやスタンドライトを壁や天井に向けて置くだけ。光が拡散し、空間に広がりが生まれます。特に、部屋の隅を照らすと、視覚的な奥行きが最も効果的に生まれるのでおすすめです。
2:テレビや観葉植物の「裏側」を照らす
テレビの裏側にバーライトやテープライトを置くと、画面との明るさの差が和らぎ、目が疲れにくくなる効果も。また、観葉植物の足元に小さなスポットライトを置き、葉や枝の影を壁に映し出すのも、まるでアートのようで素敵です。
3:「低い位置」に置いてリラックス度を高める
ソファの足元やベッドサイドなど、床に近い低い位置に光を置くと、重心が下がり、落ち着きのある空間になります。特に、リラックスしたい寝室では、高い位置の照明よりも、フットライトやテーブルランプが効果的です。
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照明選びのワンポイント:光の色は「電球色」がおすすめ
照明器具を選ぶ際にもう一つこだわりたいのが「光の色」です。光の色は「色温度(単位:K ケルビン)」で表され、主に3つの種類があります。
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電球色 (約2700K):オレンジがかった温かみのある光。リラックス効果が最も高い。
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温白色 (約3500K):やや黄みがかった自然な光。
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昼白色 (約5000K):太陽光に近い白い光。作業向き。
間接照明でくつろぎの空間を作りたいなら、「電球色」を選ぶのがおすすめです。温かく、落ち着きのある光が、心安らぐ雰囲気を演出してくれます。
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暮らしに、やわらかな光という彩りを
照明は、ただ部屋を明るくするための道具ではありません。空間を演出し、時間や心のムードを作り出す、暮らしの彩りです。
仕事から帰った夜、休日の静かな午後。間接照明のやわらかな光は、頑張った一日の疲れを癒やし、何気ない日常を少しだけ特別なものへと変えてくれます。
まずは、スタンドライトを一つ、お部屋の隅に置いて壁を照らすことから始めてみませんか?そのやわらかな光がもたらす心地よさに、きっと驚くはずです。間接照明を上手に使って、あなただけの特別な空間作りを楽しんでみてください。
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